2007年 08月 23日
地下鉄、Central線に乗り、Layton駅に到着です。切符はゾーンで区切られ、ここはゾーン3なので、ゾーン3までのチケットを購入してここまで来ます。乗り越しは違反。罰金が課せられるので、必ず目的地までの切符を購入しましょう。出口を出たら、右手。この写真の左側に歩いていきます。 商店街を越えると左手に小さな公園、Coronation Gardenがあるので、中を抜けていくとすぐにスタジアムが現れます。ここはバックスタンド、East Stand。アウェイ席ですね。 そのスタンド中央右にショップらしきものがあるのですが、中に入れません。実はここ、もともとはメインスタンドだったようですが、反対側にスタンドが新設され、メインを移動してしまったようで、その名残りです。外観が素敵なので、このまま壊さないで欲しいものです。 そのメインスタンドまで向かいます。一旦スタジアムを離れ、戻ってくる形でWest Standにやってきました。とても1部(実質3部)とは思えない、立派な建物です。まるでオフィスビルの様。 中央には新設されたグッズショップがあります。これもまたとても素晴らしい広さと品数。無理をしているのか、スポンサーがついて裕福になったのか判りませんが、昇格を本気で狙っていることはこのショップからも伝わってきます。 今回の席はメインスタンド。中に入りました。ピッチサイドを通り、自分の席まで向かいます。ちょうど選手が出てくる所で、得しました。この写真はクリックすると拡大されます。 スタンドの下にある小さな売店、Peter Allen Bar。432試合出場というこのクラブの最多記録を持っている方の名前がついています。そんな名誉ある売店ですが、本当に小さすぎ。さらに食べ物はポップコーンか、アルバイトのお兄ちゃんがゆっくりと1個ずつ1から作るハンバーガーのみというやる気のなさ。当然ながらハーフタイムには長蛇の列です。 一方、メインスタンドからみるピッチは本当に素晴らしい。バックスタンドの屋根はCraven Cottageのメインスタンドのようですね。昔ながらのデザインをここは残しています。この写真もクリックすると拡大されます。 私の座ったメインスタンド、West Standです。1層構造のコンパクトな作り。下部リーグでありながらこんな素敵なスタジアムを作ってしまうのですから驚きです。 反対側の多くの熱狂的ファンが集うSouth Standです。 ゴール裏、North Standです。最後まで残っていたテラスを壊し、立派なスタンドに生まれ変り、1万人規模のスタジアムと成長を遂げました。この写真をクリックすると拡大されます。 さて、各コーナーに煉瓦作りの建物があるのに気づきましたか?これ、分譲マンションです。ベランダから大勢の住民がフットボールを観戦していました。これを気に入ってマンションを購入したファンも多いことでしょう。強くなって、昇格してもこの特典がずっと続くといいですね。伝統がありながら過去の栄光が少なく、下部に甘んじているクラブは星の数ほどありますが、ここは100年以上の歳月を経てやっと成長期を迎えたようです。まさに地域一体型のスタジアム。ビールを飲みながらのフットボール観戦ができる彼らの特権はこの国で唯一のものかもしれません。 Brisbane Road (Matchroom Stadium) Brisbane Road, Leyton, London, E10 5NE 9,231人収容 Record Attendance 34,345人(1964年1月21日) Central線、Layton駅から徒歩10分 Stadium Guidanceメインページへ
by m-mizoo
| 2007-08-23 07:49
| Stadium Guidance
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アバウト
Profile
1967年生まれ。94年国立で行われた浦和対読売戦を機に浦和のサポーターとなる。
2000年のJ2全国行脚から本格的に関東以外のアウェイにも参戦。この頃からCurvaに移動して応援するようになりました。 2004年9月から3年間ロンドンに赴任。2007年10月に帰国しました。 カテゴリ
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Guide for Stadium Hijackers
浦和仲間George Worst氏のサイト。浦和以外にヲタ状態に陥り、更新もまったくなくなりました(笑)。 Urawa Stadium Hijackers そのGeorge師匠のもう1つのサイト。私のStadium Guidanceもそうですが、アウェイ記を紹介するサイトに少なからぬ影響を与えたのは間違いないはず。でもこちらも現在は凍結中です。 Urawa Reds Notebook 浦和仲間、Shigeさんのサイト。タイトルの写真を使用させてもらいました。先日ブログの方に移行。私も到底かなわない熱いサポートで、全国、そしてアジアを駆け回ります。 Urawa Reds Supporters Media Site 以前の国立参戦時によくここを楽しみにしていました。2003年ナビ決勝は必見。最近はアウェイ映像も拝見でき、うれしい限りです。ロンドンにいる私にとっては浦和スタイルを把握する上で欠かすことのできないサイトです。 スコットランドから浦和を思う 2007年6月まで英国に在住した浦和仲間、gersさんのFootballブログです。真似できない観戦数とそのクラブの丁寧な紹介、Footballを取り巻く環境の徹底的解説は読み応え十分です。 最新のトラックバック
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