2007年 08月 17日
London Bridge駅です。ここからBRに乗ってSouth Bermondsey駅を目指します。South Bermondsey駅には券売機も改札もないので、必ず往復を購入します。チケットは2枚発券されます。右上に記載されたOUTが行き、RTNが帰り用ですね。 South Bermondsey駅はLondon Bridge駅の次。電車は頻繁に出ていますので掲示板をみればここまでくる電車はすぐわかるはずです。プラットホームからもスタジアムが見えます。また地下鉄East London線、Surrey Quays駅からも近いです。Surrey Quays駅からはgersさんのブログが参考になるでしょう。 駅の出口はスタジアムとは正反対となる最後尾。ここを出てぐるりとまわらなくてはなりません。まずは駅の目の前の遊歩道をスタジアムを背にした格好で歩きます。すぐに看板があり、スタジアムには左に折れろという指示。階段を下り、バス通りにでます。 バス通りに出たら左折。フィッシュ&チップス屋などを背にし、何もない歩道を戻るように歩いて行きます。汚い中古車売り場を越え、Zampa Roadというところにきたら左折します。鉄橋が目印。下を抜けるとスタジアムがすぐにお出迎えしてくれます。屋根に描かれたデザインが素敵です。この写真はクリックすると拡大されます。 この下にグッズショップ、The Club Shopがあります。ショップは本当に狭い。しかしグッズはとても充実しています。もう一箇所、コーナーに試合日限定のショップがありますが、そちらは品薄でした。 その向かいにあるのがFish&Chips屋、Millwall Cafe。中には当然ながらユニフォーム、写真などが展示。試合前は長蛇の列。グッズに囲まれながらの食事は何よりのスパイスです。Dennis Wiseのものが多い。2004年、監督兼選手としてライオンズを率い、FAカップ決勝まで上り詰めたのですからね。彼はここでは英雄です。 グッズショップの左手にあるのがビジター席、North Standです。ゲートは反対側のコーナーにあり、駅からここまで完全にビジターサポを隔離できるようになっています。それだけここのサポは危ない、ということなのでしょうか。 さて時計と逆周りに戻り、グッズショップを越えた所にあるのがメイン、Westです。目の前は駐車場スペース。チケットの販売やコレクションはこの中央にあるチケットオフィスで行います。なぜかオフィスにはJリーグのペナントが飾られていたりします。この写真もクリックすると拡大されます。 West Standから中に入ります。観戦したのは平日のナイトゲーム。突然ですが、ここからは夜の雰囲気をお楽しみください。コンコースはこのように、配管むき出しの倉庫の様。狭い売店でしたが、観客が少なかったのでそれほどの密集ではなく、ホッとしました。 スタンドに入りました。クラブのイメージとは異なり(失礼)、洗練されています。バックスタンド、East Standです。 アウェイゴール裏、North Stand。数えられる程度の人しか、この日は居ませんでしたが、これがCardiffやWest Ham相手だったら一体どんな感じになるのでしょうかね。 熱狂的なサポが集まるホームゴール裏、South Stand。平日の夜にもかかわらず、ここのスタンドには本当に多くのお客さんがやって来ました。 私の座ったメインスタンド、West Standのアッパーです。皆真剣そのもの。メインでも和やかさはまるでなし。不甲斐ないプレイにはここからも怒号が飛びます。この写真をクリックすると拡大されます。 欲求が満たされないオヤジ達の怒号、ケンカを止める警官。試合結果や対戦相手にもよるのでしょうが、試合後のスタジアム周辺は殺伐としており、危険な香りいっぱいです。しかし、その醸し出す雰囲気は下町ならではといえる男たちの世界。フットボールとはGameではなく、Matchであることを痛感させてくれる熱き血たぎるスタジアムです。 The Den New Den, Zampa Road, London SE16 3LN 20,150人収容 Record Attendance 20,093人(1994年1月10日) BR South Bermondsey駅から徒歩10分。 ※この付近一帯はロンドンでも特に治安が悪い場所です。日没後は警官がいる間に観客と一緒に駅に向かい、寄道しないことをお勧めします。怪しい人が乗っている車両の電車やバスの2階に乗るのも極力避けた方がよいと思います。 Stadium Guidanceメインページへ
by m-mizoo
| 2007-08-17 06:33
| Stadium Guidance
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アバウト
Profile
1967年生まれ。94年国立で行われた浦和対読売戦を機に浦和のサポーターとなる。
2000年のJ2全国行脚から本格的に関東以外のアウェイにも参戦。この頃からCurvaに移動して応援するようになりました。 2004年9月から3年間ロンドンに赴任。2007年10月に帰国しました。 カテゴリ
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Guide for Stadium Hijackers
浦和仲間George Worst氏のサイト。浦和以外にヲタ状態に陥り、更新もまったくなくなりました(笑)。 Urawa Stadium Hijackers そのGeorge師匠のもう1つのサイト。私のStadium Guidanceもそうですが、アウェイ記を紹介するサイトに少なからぬ影響を与えたのは間違いないはず。でもこちらも現在は凍結中です。 Urawa Reds Notebook 浦和仲間、Shigeさんのサイト。タイトルの写真を使用させてもらいました。先日ブログの方に移行。私も到底かなわない熱いサポートで、全国、そしてアジアを駆け回ります。 Urawa Reds Supporters Media Site 以前の国立参戦時によくここを楽しみにしていました。2003年ナビ決勝は必見。最近はアウェイ映像も拝見でき、うれしい限りです。ロンドンにいる私にとっては浦和スタイルを把握する上で欠かすことのできないサイトです。 スコットランドから浦和を思う 2007年6月まで英国に在住した浦和仲間、gersさんのFootballブログです。真似できない観戦数とそのクラブの丁寧な紹介、Footballを取り巻く環境の徹底的解説は読み応え十分です。 最新のトラックバック
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