2007年 04月 23日
帰国前にあるサイトを知りました。スポーティング・キックスという、フットボール関連グッズの通信販売サイトです。一般のグッズだったら、ロンドン市内にも腐るほど取り扱っているお店はあるので、注目しないのですが、ここはちょっと異質。ということで購入、帰国すると届いていました。2つのTシャツ、しっかりとしたFootballもの、いえHooliganものです。こんな危ない商品を取り扱っているサイトはイギリス広しといえども極めて珍しいのではないでしょうか。 購入した一つは先日ご紹介したチェルシーのフーリガン組織、Headhuntersもの。スカーフとTシャツはスタジアム周辺の露店でも売っていましたが、Tシャツはこちらの方が断然デザイン性に優れています。胸にはスカーフと同じように「The Nightmare Returns(悪夢再び)」の文字にだらだらと説明文が。要するに「チェルシー・フーリガニズムは消え薄れたが、彼らのTシャツはスタジアム周辺でもベストセラーとなっている。このTシャツはチェルシーの伝説ともいえる80年代のフーリガン・ギャングを称えるものである」ってな具合。本当のフーリガンがこんな説明書いたTシャツ着ないだろうから、単なるファッションなんだろうということが判ります。まあこれを見ただけでフーリガンものということはもちろん、Footballものと気づく人は殆ど居ないでしょうが、知っている人が見ると何かトラブルが起こるかもしれませんね。 もうひとつはウエスト・ハムもの。ICF、Inter City FirmのTシャツです。このICFのグッズはアップトン・パーク周辺ではパロTを販売している露店でも取り扱っておらず、このサイトでしか購入できないのでは?。 以前紹介しましたが、この「Inter City」というのは特急電車を意味します。つまり彼らの組織名はロンドンからイギリス国内、試合があるときは電車の様にどこでも行くぞという意味合いが込められているのですね。したがってTシャツもそれを意味するデザインとなっています。 そういえば、Crewという単語がついているフーリガン組織が多いのですね。このCrewも乗組員という意味。電車にのってアウェイまで駆けつけるという行為から来たようです。彼らのシンボルにはイギリスの鉄道マークが使用されてもいます。 浦和サポのアウェイ参戦、どの試合もホームにしてしまうというのはごく普通の光景になっていますね。それじゃあ我々も同じようなシンボルを、ん?JRってのは格好悪いか・・・・。 パッケージにはカタログが同封されており、他のチームのフーリガン組織ものをはじめ、数多くのグッズが販売されており、面白いです。ですが、ちょっとこれはどうなの? 日本代表ジャージ、背番号8、Inamotoバージョン。 ・・・・かえって日本ではこれ着ていたほうがウケる? Home
by m-mizoo
| 2007-04-23 06:29
| 今週の逸品
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アバウト
Profile
1967年生まれ。94年国立で行われた浦和対読売戦を機に浦和のサポーターとなる。
2000年のJ2全国行脚から本格的に関東以外のアウェイにも参戦。この頃からCurvaに移動して応援するようになりました。 2004年9月から3年間ロンドンに赴任。2007年10月に帰国しました。 カテゴリ
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Guide for Stadium Hijackers
浦和仲間George Worst氏のサイト。浦和以外にヲタ状態に陥り、更新もまったくなくなりました(笑)。 Urawa Stadium Hijackers そのGeorge師匠のもう1つのサイト。私のStadium Guidanceもそうですが、アウェイ記を紹介するサイトに少なからぬ影響を与えたのは間違いないはず。でもこちらも現在は凍結中です。 Urawa Reds Notebook 浦和仲間、Shigeさんのサイト。タイトルの写真を使用させてもらいました。先日ブログの方に移行。私も到底かなわない熱いサポートで、全国、そしてアジアを駆け回ります。 Urawa Reds Supporters Media Site 以前の国立参戦時によくここを楽しみにしていました。2003年ナビ決勝は必見。最近はアウェイ映像も拝見でき、うれしい限りです。ロンドンにいる私にとっては浦和スタイルを把握する上で欠かすことのできないサイトです。 スコットランドから浦和を思う 2007年6月まで英国に在住した浦和仲間、gersさんのFootballブログです。真似できない観戦数とそのクラブの丁寧な紹介、Footballを取り巻く環境の徹底的解説は読み応え十分です。 最新のトラックバック
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