人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2007年 04月 23日
今週の逸品 084
今週の逸品 084_e0043025_61118.jpg帰国前にあるサイトを知りました。スポーティング・キックスという、フットボール関連グッズの通信販売サイトです。一般のグッズだったら、ロンドン市内にも腐るほど取り扱っているお店はあるので、注目しないのですが、ここはちょっと異質。ということで購入、帰国すると届いていました。2つのTシャツ、しっかりとしたFootballもの、いえHooliganものです。こんな危ない商品を取り扱っているサイトはイギリス広しといえども極めて珍しいのではないでしょうか。今週の逸品 084_e0043025_6114554.jpg

購入した一つは先日ご紹介したチェルシーのフーリガン組織、Headhuntersもの。スカーフとTシャツはスタジアム周辺の露店でも売っていましたが、Tシャツはこちらの方が断然デザイン性に優れています。胸にはスカーフと同じように「The Nightmare Returns(悪夢再び)」の文字にだらだらと説明文が。要するに「チェルシー・フーリガニズムは消え薄れたが、彼らのTシャツはスタジアム周辺でもベストセラーとなっている。このTシャツはチェルシーの伝説ともいえる80年代のフーリガン・ギャングを称えるものである」ってな具合。本当のフーリガンがこんな説明書いたTシャツ着ないだろうから、単なるファッションなんだろうということが判ります。まあこれを見ただけでフーリガンものということはもちろん、Footballものと気づく人は殆ど居ないでしょうが、知っている人が見ると何かトラブルが起こるかもしれませんね。

今週の逸品 084_e0043025_6122494.jpg
 もうひとつはウエスト・ハムもの。ICF、Inter City FirmのTシャツです。このICFのグッズはアップトン・パーク周辺ではパロTを販売している露店でも取り扱っておらず、このサイトでしか購入できないのでは?。
今週の逸品 084_e0043025_61335.jpg

以前紹介しましたが、この「Inter City」というのは特急電車を意味します。つまり彼らの組織名はロンドンからイギリス国内、試合があるときは電車の様にどこでも行くぞという意味合いが込められているのですね。したがってTシャツもそれを意味するデザインとなっています。





今週の逸品 084_e0043025_616316.jpg そういえば、Crewという単語がついているフーリガン組織が多いのですね。このCrewも乗組員という意味。電車にのってアウェイまで駆けつけるという行為から来たようです。彼らのシンボルにはイギリスの鉄道マークが使用されてもいます。
浦和サポのアウェイ参戦、どの試合もホームにしてしまうというのはごく普通の光景になっていますね。それじゃあ我々も同じようなシンボルを、ん?JRってのは格好悪いか・・・・。






パッケージにはカタログが同封されており、他のチームのフーリガン組織ものをはじめ、数多くのグッズが販売されており、面白いです。ですが、ちょっとこれはどうなの?


今週の逸品 084_e0043025_6171375.jpg

日本代表ジャージ、背番号8、Inamotoバージョン。
・・・・かえって日本ではこれ着ていたほうがウケる?
Home


by m-mizoo | 2007-04-23 06:29 | 今週の逸品


<< Stadium Guidanc...      久々の我が家、浦和 >>