2006年 06月 10日
ワールドカップが開幕、いい加減サッカーものCDが店頭に並んでもおかしくないかな、と会社帰りにピカデリー・サーカスのVirgin Megastoreに行きました。店の奥のコンピレーション・コーナーにFootballというカテゴリーがあるのですが、そこにはなし。「おかしいな」と思ってあきらめかけていたら、レジに並んでいる人がなにやらそれらしきCDを買おうとしているじゃないですか。もう一度しっかりと探すと、入口に横にワールドカップ特集のコーナーがあり、こんなに便乗販売していいのか、というくらい数多くのフットボールCDが溢れていました。日本じゃありえないですね。イギリス以外でもあまり考えられませんけどね。 アルバムは数え切れないほど発売され、内容はどれも殆ど一緒。なので面白そうなシングルものを買いました。 まずはイングランド・ワールドカップ・オフィシャルソングであるEmbraceの”World at your feet” 。こいつの発売日という情報からCD屋に走ったのでした。えっと、私の知ったかぶり情報では、Embraceは98年の1stアルバム『THE GOOD WILL OUT』が全英チャート1位を記録し、ポスト・オアシスともいわれる存在だそうです。聴くと確かに格好いいです。でもオフィシャル・ソングって何故かイギリス国民の印象には残らないことが多いようですよね。要は「スタジアムで歌えない」ということなのかな。ボール型紙ジャケと普通版、そして塩化ビニル版の3種が発売されています。 次に紹介するのは有名タブロイド誌、 The Sun のオフィシャル・ワールドカップCD「Who do you think you are kidding Jurgen Klinsmann?」 そんなのオフィシャルっていうの?なんて野暮なこといわないで。 これ、傑作です。オフィシャルよりよっぽどイングランドっぽい。TonedefというDJ+おじいちゃんという3人組に元WBC世界ヘビー級チャンピオンFrank Bruno、1966年のワールドカップ優勝メンバーのMartin Peters、そして決勝で疑惑のハットトリックを達成したストライカー、Geoff Hurstの3人がフューチャリング、豪華です。内容はというとタブロイド誌の誌面と同じで(!)実にくだらないもの。タイトルからも判るように、ドイツを茶化した内容で、CDはビデオがカップリングされ、PCで見ることができます。その内容が実に馬鹿馬鹿しいプロモで久々に笑っちまいました。ちょっともったいないけど、教えちゃいましょう。その映像はCDを買わなくても ここで見れますので、皆さんもどうぞお楽しみください。 おっとまだまだあるのですが、長すぎるので次週に。そんなこといっといて温存しているとワールドカップ、終わっちゃいそうだけど。。。 Home
by m-mizoo
| 2006-06-10 07:06
| 今週の逸品
|
アバウト
Profile
1967年生まれ。94年国立で行われた浦和対読売戦を機に浦和のサポーターとなる。
2000年のJ2全国行脚から本格的に関東以外のアウェイにも参戦。この頃からCurvaに移動して応援するようになりました。 2004年9月から3年間ロンドンに赴任。2007年10月に帰国しました。 カテゴリ
以前の記事
Link
Guide for Stadium Hijackers
浦和仲間George Worst氏のサイト。浦和以外にヲタ状態に陥り、更新もまったくなくなりました(笑)。 Urawa Stadium Hijackers そのGeorge師匠のもう1つのサイト。私のStadium Guidanceもそうですが、アウェイ記を紹介するサイトに少なからぬ影響を与えたのは間違いないはず。でもこちらも現在は凍結中です。 Urawa Reds Notebook 浦和仲間、Shigeさんのサイト。タイトルの写真を使用させてもらいました。先日ブログの方に移行。私も到底かなわない熱いサポートで、全国、そしてアジアを駆け回ります。 Urawa Reds Supporters Media Site 以前の国立参戦時によくここを楽しみにしていました。2003年ナビ決勝は必見。最近はアウェイ映像も拝見でき、うれしい限りです。ロンドンにいる私にとっては浦和スタイルを把握する上で欠かすことのできないサイトです。 スコットランドから浦和を思う 2007年6月まで英国に在住した浦和仲間、gersさんのFootballブログです。真似できない観戦数とそのクラブの丁寧な紹介、Footballを取り巻く環境の徹底的解説は読み応え十分です。 最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||