2007年 09月 07日
Hammersmith & City線、Shepherd’s Bush駅です。Central線のWhite City駅からも同じくらいの距離ですがスタジアム名のついたLoftus Roadを通って行きたくてこちらを選びました。この写真の高架下とは反対側の商店街を進んで行きます。 やがてSmart Caféというお店が見えたら右折。これがもうLoftus Roadです。この閑静な住宅街を抜けて行きます。試合のない日だったら、まさかこの奥にスタジアムがあるなんて絶対に判りませんね。 しかし、信じてここを通っていくと突然青い外観のスタジアムが現れます。これはホームゴール裏、Loftus Road Standのゲートです。 反時計周りに行きます。とはいってもマンションの敷地内を入っていく格好になります。そのマンションからスタンドの外観が見えます。どこか、駒場スタジアムのバックスタンド周辺の雰囲気に似ています。 大きな通り、South Africa Roadに出ると、メインスタンドが出迎えてくれます。この外観、Fulhamに稲本が在籍していた当時、ここを間借りしていましたから、ここからの写真は日本でも随分と紹介されましたね。当時訪問された方には懐かしいでしょう。 メインスタンドの右手にはグッズショップがあります。コンパクトなつくりですが内容はすごく充実しています。露店も多いので混雑時には露店を利用するのもよいでしょう。 ぐるっとスタジアムを離れる格好で回り、バックスタンド方面まで来るとそこにはアウェイスタンド、School Endのゲートがあります。かなりの警官ですね。でもMillwallやCardiffといった荒いサポーターが押しかける場合はさらに厳戒態勢が引かれます。 このアウェイゲートから2,30mほどいったところバックスタンド、Ellerslie Road Standの入場ゲートがあります。これだけアウェイゲートと近いのですから、警官が多いのも納得です。ここから入場しました。 入場ゲートをくぐるとスタジアムに入る前にすぐに売店があります。まだ屋外なので、広いスペースがあり密閉感がないのはいいですね。でも雨の日は大変かもしれません。 スタンドに入りました。メインスタンド、South Africa Road Standです。こじんまりしていますが、4つのスタンドの均整とれ、とてもよい雰囲気がでています。この写真はクリックすると拡大されます。 アウェイスタンド、School Endです。中央にあるシンプルな電光掲示板もいいですね。近代スタジアムや日本ではカラービジョンが当たり前になりましたが、このモノトーンタイプ、個人的には歴史を感じさせてくれて好きですね。この写真も拡大します。 そしてこちらがホームのゴール裏、Loftus Road Standです。多くのサポーターがここに終結します。どのスタンドも2階席でメインと変わらないようなキャパですね。それもこれも拡張したくても奥行きがなかったのでしょう。 座ったバックスタンド、Ellerslie Road Standです。ここだけが単層のつくりです。プレミアリーグが誕生した90年前半、クラブ名はNHK衛星放送で幾度となく聞くことができました。しかしクラブは時代の波に乗れず、リーグ1までも経験するなど今では苦戦が続いていますが、それでも絶えず1万人を遥かに超える観客がスタンドを埋めているというのですから驚きです。 ここも外国人オーナーによる買収が取り沙汰されております。住宅街に見事なまでに溶け込んだこのスタジアムの拡張は難しく、今後クラブも大きな変貌を遂げるためにスタジアム移動が実現される日が来るかもしれません。レゴランドと称されるほど均整のとれたスタジアム、その雰囲気が1日でも長く残って欲しいと思うのは私だけではないはずです。80年代の香りがそのまま残るスタンドがまだロンドンにも存在しています。 Loftus Road Stadium Loftus Road Stadium, South Africa Road, London W12 7PA 19,148人収容 Record Attendance 35,353人 (1974年4月27日) Hammersmith & City線、Shepherd’s Bush駅から徒歩5分 Stadium Guidanceメインページへ
by m-mizoo
| 2007-09-07 06:01
| Stadium Guidance
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アバウト
Profile
1967年生まれ。94年国立で行われた浦和対読売戦を機に浦和のサポーターとなる。
2000年のJ2全国行脚から本格的に関東以外のアウェイにも参戦。この頃からCurvaに移動して応援するようになりました。 2004年9月から3年間ロンドンに赴任。2007年10月に帰国しました。 カテゴリ
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Guide for Stadium Hijackers
浦和仲間George Worst氏のサイト。浦和以外にヲタ状態に陥り、更新もまったくなくなりました(笑)。 Urawa Stadium Hijackers そのGeorge師匠のもう1つのサイト。私のStadium Guidanceもそうですが、アウェイ記を紹介するサイトに少なからぬ影響を与えたのは間違いないはず。でもこちらも現在は凍結中です。 Urawa Reds Notebook 浦和仲間、Shigeさんのサイト。タイトルの写真を使用させてもらいました。先日ブログの方に移行。私も到底かなわない熱いサポートで、全国、そしてアジアを駆け回ります。 Urawa Reds Supporters Media Site 以前の国立参戦時によくここを楽しみにしていました。2003年ナビ決勝は必見。最近はアウェイ映像も拝見でき、うれしい限りです。ロンドンにいる私にとっては浦和スタイルを把握する上で欠かすことのできないサイトです。 スコットランドから浦和を思う 2007年6月まで英国に在住した浦和仲間、gersさんのFootballブログです。真似できない観戦数とそのクラブの丁寧な紹介、Footballを取り巻く環境の徹底的解説は読み応え十分です。 最新のトラックバック
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