2007年 08月 13日
今週の逸品 100 - 最終回 -
e0043025_556299.jpg浦和贔屓の記事が多いとして何回かお届けしていた、最古のフットボール情報誌、。World Soccer。そこに日本ではまずお目にかかることは少ない、こんな広告を見つけました。
Barmyflags.com
これしか書かれていないのですが、わかる人にはよくわかるはず。そうです。フラッグの作製を扱っている、日本の染太郎のようなところですね。

e0043025_5565662.jpg欧州でもイタリアなど横断幕を掲げるクラブサポは多いのでしょうが、プレミアは本当に少ない、その一方で代表の試合では様々なクラブロゴや文字がかかれたセントジョージフラッグ(イングランド国旗)が所狭しと取り付けられているのはよく見かけますね。

ふーん、ここで皆作っているのかな。早速このサイトを見てみることにしました。
いろんな職種に手をかけているのかと思いきや、なんとこのフラッグ作製のみ。需要は少なそうなんですが、この商売やっていけるのでしょうかね。

e0043025_5581848.jpgサイトは優れもので、必見です。イギリスでは珍しい位に。

この画面上で自分好みのフラッグがデザインでき、そのまま注文できるのです。
これであれば煩わしい英語でのやりとりもそんなに要らないし、足を運ばなくても、手を汚さなくても簡単に好みのものが手に入りますね。
Made in Englandのフラッグというのもいい記念になること間違いなし。ということでロンドン滞在記念に作製依頼することにしてみました。



(1)まずは旗のサイズです。3フィート(91.4cm)×6フィート(182.9cm)から、12.5フィート(3.81m)×25フィート(7.62m)というデカ旗サイズまで選べます。さいスタでは既に貼り付けるスペースもないだろうから、やっぱりゲーフラが適当。
一番小さいサイズを注文。この両端に棒を通せるように縫えば、手で持てる調度よい幅になる「はず」です。

(2)次に背景の選択。たくさんのカラーから選べる他、イングランド、スコットランドの国旗、3色ボーダーやストライプも可能、これを自分の好きな色に着色できます。

(3)最後は文字です。あまりバリエーションがないのですが、大中小から文字、下記のアルファベットからすきな字を選択します。1個文字を選ぶと大きさによって1~2.5ポンドずつ加算されていきます。

そして完成した私のデザインはこんな感じになりました。

e0043025_615431.jpg
「From URAWA to Top of ASIA」
私が5年前に作製したゲーフラに記載したのは「From Komaba to Asia」。あの時は優勝してアジアに行くのが本当に夢でした。それが実現、今はもっと志を高くということで。。。
今でも我が家は駒場と思っていますが、現在のホームも大切にしたいし、ということでひっくるめた「URAWA」を採用です。
あとはクレジットカードで申し込みをすれば出来上がり。到着を待つだけです。

 さて、ここまでは順調でしたが、いくら待ってもモノは到着しないし、何の返事も着やしません。
「まさか詐欺商売ってことはないだろうけど」
そんな疑心も出たある日、帰宅すると1本の電話が鳴りました。チャーリーさんという、この会社の方からです。待望の電話です!

(チャーリー)「Barmy Flagのチャーリーです。先日旗の注文したよね?」

(俺)「はい!もうできましたか?」

(チ)「いやあ、実はうちのシステムの問題があって。その前にあなたのメッセージが何なのかよくわからなかったので確認のため、電話したんだよ」

(俺)「・・え?」

(チ)「インターネットのシステムがよくなくてね。送ってくれたデザインがこちらでよく見えないんだ」

(俺)「・・・・・。」

(チ)「悪いけど、これ何なの? URAWAって書いてあるの?」

(俺)「そ、そうです。意味わからないか。」

(チ)「わかんないんだな。んでもって。ん?Top of Asiaでいいの? アジアのトップって何? 何でアジアのトップなの?」

結局電話という、一番苦しいコミュニケーションを取らなくてはならなくなりました。最後は「このデザインを画像で持っているのでメールで送るよ」ということでチャーリーさんも納得してくれ、その長い討論は終わりました。

そして翌日メールを見た彼から「OK!ようやく判った。じゃあ取り掛かるよ」という返信が届きました。1ヶ月も待ってやっと電話が来て、ようやく今から取り掛かるそうです。そんなに人気なんですかね。
さて、メールで送ったはいいけど、本当に無事要求どおりのモノが来るのでしょうか。

URAWAってチャーリーさん、意味判らないだろうな。
UWARAとか、URWAAになっていないだろか。
いきなり超デカ旗が来て、追加料金とられないだろうか。
From top of Asia to Urawaとか、分け判らない意味の旗だったらどうしよう。

e0043025_64053.jpg


こちらの懸念は結構あたるので、その不安がますます募ったある日、それが届きました。恐る恐る開封し、出てきたのがこれです。頼んでいない文字があることに気がつきました。


e0043025_64434.jpg


FROM URAWA TO "THE" TOP OF ASIA。

そうだよな、「THE」要るよな。なんのトップかわからんものな。

とりあえずまとも。よかった、変なオチがつかなくて。色はこちらの指定を無視し、ちと違うけど、しっかりとURAWAの文字。間違っていません。字が増えたにも関わらず、値段は据え置き。悪いなあ。
但し、予想以上に文字がでかく、両端まで広がってしまっています。ゲーフラの棒を入れられる「加工シロ」なんてありません。しっかし、旗のサイズでっかいなあ。これはゲーフラではなく、やはりダンマク扱いだな。でももうダンマク貼れるスペースなんてさいスタにはないだろうなあ。せめて浦和のアウェイのどこかでこれを掲げたいけど、無理かな。清水の例もあるしなあ。ACLのアウェイか。それならば可能性あるな。

ということでGeroge師匠、Shigeさん、こいつ、俺の帰国より一足先に送付します。もしよければ韓国に持って行ってください。

チャーリーさん、疑ってごめん。さらに俺の英語力を補ってくれ、ありがとう。これ、大事にするよ。だってこの「今週の逸品」の記念すべき100回目、そして集大成、最終回の品だから。

さあ、これもって日本で、浦和に帰って目指すとしますか、アジアの「あの」頂点をね。

(今週の逸品 -おわり-)

何気ない気持ちで初めて2年。このコーナーも100回目を迎えました。記念すべき100回目ですがまもなく日本帰国を迎えるため、この100回というキリのいい数字でおしまいにします。こんなくだらないコーナーにお付き合い頂いた方々、どうもありがとうございました。
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by m-mizoo | 2007-08-13 06:27 | 今週の逸品


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