2006年 07月 02日
ご覧いただいた通り、イングランドはブラジル、そしてドイツへのリベンジの前にまたしてもPK戦による敗退という屈辱を味わってしまいました。今回のW杯でも再び発売された3 Lions。今回の数あるイングランドCDの中でも最高位をつけました。Euro96、イングランド大会のオフィシャル・ソングであり、当時のイングランドサポーターに瞬く間に広がり、決勝戦の地、ウエンブリーで大合唱がなされたのはご存知の人も多いはず。私もGeorge師匠のおかげで、その状況を把握しながらテレビ観戦、ますますイングランド代表に魅了されていったのでした。結果はドイツのPKによる優勝。現地ドイツの優勝パレードでは皮肉にもドイツ人がこの曲とともに祝杯をあげたそうですね。ワールドカップ開催地もドイツにその軍配が上がるなど、イングランドのドイツへのリベンジの気持ちがかなりあったことでしょう。このCDはその思いを背景に再発売されたのでしょうし、それを購入するイングランド人の気持ちも察するに十分です。Fat Les(今回レコーディングしているという情報は何だったのでしょうか?公式ソングをEmbraceが担当したことが非常に不満で、予定になかったレコーディングを翻って開始したという話だったのですが)のVindalooとこれはどこでも曲がかかり、歌われています。イングランド代表を語る上で欠かすことのできない一曲であるのはいうまでもありません。 今回のCDは96年オリジナルに98年のフランス大会ヴァージョン(このイントロの“We’ll Still Believe”というのが当時泣けました)のCDが表面、裏面がなんとDVDになっています。恥ずかしながらプロモーション・ビデオを見るのはこれがはじめて。10年経って念願が叶いました。あんまり必死に探していたわけではないのですがね。DVDは PAL方式のため、再生には制約がありますが10年前の当時をよく知っている方、見ていた方は今でも必見です。 。。そしてイングランドの今回の結果もいつもと同じように悲劇的な敗戦。この悲劇的なところが何故か浦和に近いんですよね。うれしくないけど。 もう姿を消すであろう、その他のイングランドCDを紹介します。実はまだまだこんなに出ていました。意味はよくわかっていないし、調べてもいませんが、タイトルは敗戦後に読むとひねくれた発想になってしまいます。 English Pride “Savva Nuvva (The Lions Roar)” イングランドの誇りだったんだけど負けちまったら、誇りもズタズタになり。。 The JK Krew “It’s the time for England” 負ける時だったってことですか? Koopa “Stand Up 4 England” くよくよするな、立ち上がれってか。 Joe Fagin “That’s England Alright” 「これがイングランドだ。大丈夫」って。。ええ、そうですよ。これが実力ですよね。 The first Eleven with John Cleese “Don’t Mention the World Cup” 「W杯を語るな」か。ほんと語るのやめましょ。悲しい。 ということで、George師匠、殆どが日本でも入手され、かぶりまくりでしょうが、今度CDを送付します。浦和仲間にでも分けてくださいませ。以上イングランドCD特集でした。 Home
by m-mizoo
| 2006-07-02 07:09
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アバウト
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1967年生まれ。94年国立で行われた浦和対読売戦を機に浦和のサポーターとなる。
2000年のJ2全国行脚から本格的に関東以外のアウェイにも参戦。この頃からCurvaに移動して応援するようになりました。 2004年9月から3年間ロンドンに赴任。2007年10月に帰国しました。 カテゴリ
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Guide for Stadium Hijackers
浦和仲間George Worst氏のサイト。浦和以外にヲタ状態に陥り、更新もまったくなくなりました(笑)。 Urawa Stadium Hijackers そのGeorge師匠のもう1つのサイト。私のStadium Guidanceもそうですが、アウェイ記を紹介するサイトに少なからぬ影響を与えたのは間違いないはず。でもこちらも現在は凍結中です。 Urawa Reds Notebook 浦和仲間、Shigeさんのサイト。タイトルの写真を使用させてもらいました。先日ブログの方に移行。私も到底かなわない熱いサポートで、全国、そしてアジアを駆け回ります。 Urawa Reds Supporters Media Site 以前の国立参戦時によくここを楽しみにしていました。2003年ナビ決勝は必見。最近はアウェイ映像も拝見でき、うれしい限りです。ロンドンにいる私にとっては浦和スタイルを把握する上で欠かすことのできないサイトです。 スコットランドから浦和を思う 2007年6月まで英国に在住した浦和仲間、gersさんのFootballブログです。真似できない観戦数とそのクラブの丁寧な紹介、Footballを取り巻く環境の徹底的解説は読み応え十分です。 最新のトラックバック
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