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2006年 07月 02日
今週の逸品 045
今週の逸品 045_e0043025_646961.jpgご覧いただいた通り、イングランドはブラジル、そしてドイツへのリベンジの前にまたしてもPK戦による敗退という屈辱を味わってしまいました。今回のW杯でも再び発売された3 Lions。今回の数あるイングランドCDの中でも最高位をつけました。Euro96、イングランド大会のオフィシャル・ソングであり、当時のイングランドサポーターに瞬く間に広がり、決勝戦の地、ウエンブリーで大合唱がなされたのはご存知の人も多いはず。私もGeorge師匠のおかげで、その状況を把握しながらテレビ観戦、ますますイングランド代表に魅了されていったのでした。結果はドイツのPKによる優勝。現地ドイツの優勝パレードでは皮肉にもドイツ人がこの曲とともに祝杯をあげたそうですね。ワールドカップ開催地もドイツにその軍配が上がるなど、イングランドのドイツへのリベンジの気持ちがかなりあったことでしょう。このCDはその思いを背景に再発売されたのでしょうし、それを購入するイングランド人の気持ちも察するに十分です。Fat Les(今回レコーディングしているという情報は何だったのでしょうか?公式ソングをEmbraceが担当したことが非常に不満で、予定になかったレコーディングを翻って開始したという話だったのですが)のVindalooとこれはどこでも曲がかかり、歌われています。イングランド代表を語る上で欠かすことのできない一曲であるのはいうまでもありません。
今回のCDは96年オリジナルに98年のフランス大会ヴァージョン(このイントロの“We’ll Still Believe”というのが当時泣けました)のCDが表面、裏面がなんとDVDになっています。恥ずかしながらプロモーション・ビデオを見るのはこれがはじめて。10年経って念願が叶いました。あんまり必死に探していたわけではないのですがね。DVDは PAL方式のため、再生には制約がありますが10年前の当時をよく知っている方、見ていた方は今でも必見です。

。。そしてイングランドの今回の結果もいつもと同じように悲劇的な敗戦。この悲劇的なところが何故か浦和に近いんですよね。うれしくないけど。
もう姿を消すであろう、その他のイングランドCDを紹介します。実はまだまだこんなに出ていました。意味はよくわかっていないし、調べてもいませんが、タイトルは敗戦後に読むとひねくれた発想になってしまいます。

今週の逸品 045_e0043025_6472879.jpgEnglish Pride “Savva Nuvva (The Lions Roar)”
イングランドの誇りだったんだけど負けちまったら、誇りもズタズタになり。。




今週の逸品 045_e0043025_6492188.jpgThe JK Krew “It’s the time for England”
負ける時だったってことですか?





今週の逸品 045_e0043025_6503851.jpgKoopa “Stand Up 4 England” 
くよくよするな、立ち上がれってか。




今週の逸品 045_e0043025_6511479.jpgJoe Fagin “That’s England Alright” 
「これがイングランドだ。大丈夫」って。。ええ、そうですよ。これが実力ですよね。




今週の逸品 045_e0043025_6563734.jpgThe first Eleven with John Cleese “Don’t Mention the World Cup”
「W杯を語るな」か。ほんと語るのやめましょ。悲しい。





ということで、George師匠、殆どが日本でも入手され、かぶりまくりでしょうが、今度CDを送付します。浦和仲間にでも分けてくださいませ。以上イングランドCD特集でした。
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by m-mizoo | 2006-07-02 07:09 | 今週の逸品


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